【ドイツ、3年目】海外生活で初めて味わった身体のざわざわ感、孤独や恐怖。その1

7月 ドイツの空 ドイツ情報

 

 

あっと言う間に7月に!びっくりだわ~(汗)

過ぎてしまったが先月でドイツに降り立って丸2年が過ぎた。

いまだにドイツ語が話せない事を考えると、「なんてこった~!」と思うほど時間が経つのが早く思え、大変な目に遭った時間は何故か・・・まるで遠い昔のことの様に思えるから不思議。

 

このブログを始めた時には本当に色んな意味で生きて行くのが大変で、それでもかわいいかわいい娘達が居るからね、絶対に人生を放棄するわけにはいかず・・・何の為にドイツまで来たのかという理由さえ忘れかけていたし、自分の精神を正常に保てるように愚痴を吐きまくった(苦笑)

でも、それが出来たから今がある♪

正直なところ、今頃日本に帰っているか、もしくは精神が壊れてしまってこの世とさよならしていたかも・・・それほどギリギリな状態だったかもかも~。

こわいですねぇ~(笑)←笑っとる場合じゃないずら。

ドイツで3年目を迎えられるなんて思ってもいなかった。。。

 

 

大変だったことを思い出したくもないが(笑)

もし・・・もし、

同じような経験をして絶望を感じている人がいて、このブログに行きついたのなら(こんな内容検索している人がいない方かいいけど・・・)読んでみて、「あ~、こんなアホなおばさんもいるんだ・・」と知って、どん底から立ち上がるきっかけになってくれたら嬉しいなと。

 

ドイツ3年目、どん底で倒れていたけど、やっと立ち上がるところまで来た。

まだ這い上がるまではいってないのよ。

取り敢えず、立ち上がったところ(笑)

 

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2年間に起きた事と身体や気持ちの変化

 

いや~、起きた事全部書きたいところだけど・・・

時間が足りないのと「お給料未払いの件」などは未だに解決していないので割愛して簡単に。

 

中年夫婦が訳あって日本から脱出。それも猫2匹に犬連れ(我が家の娘たち)。

急な事だったので現地語出来ず。知り合いもいないというか・・・誰かを頼る事など考えなかった。

頼りの綱はコンサルタントさんだけ。

 

2015年6月ドイツに到着。

就職先が決まっていたので日本での生活を全て片づけてやって来た。

その職場でトライアルを無事に済ませ、滞在許可証や労働許可証に必要な書類を作ってもらう。

ドイツの会社に就職をする場合は「EU加盟国の人を優先に雇うこと」という条件があるので、日本人を雇う場合には「どのような理由でこの日本人が会社にとって必要なのか」という理由が書かれた書類も作成しなくてはならないので、勿論申請が通るようにその書類も用意した。

書類などを揃えるのとコンサルタントさんの都合のいい日という事で7月24日(金)にドイツに来てから1ヶ月経ってしまったがこの日に外国人局へ申請手続きに行った。

担当の人も「これなら滞在許可証は下りるでしょう!」と言ってくれたので安心したのを覚えている。

この書類はドイツのボン(Bonn)にある労働局へ送られ、審査の結果を待つ事に。

約1ヶ月くらいで返事が来ると言われた。

ちょっと高いのだが、滞在許可証が下りるまではネットが使える家具付きのウィークリーマンションを借りた。

返事を待つ時間は長く感じ、毎日ポストを覗く(笑)

8月28日(金)に1通の手紙が届く!

待ちに待った労働局からの手紙だった。

早速開けて読めないドイツ語を辞書を使いながら訳していくと・・・

あれ?

この内容は・・・もしかして・・・

ひぇ~~~~!申請却下の内容ではあ~りましぇんか~~~~!!!

 

手紙が届いた喜びは何処かにぶっ飛び、血の気が引いた。。。

 

一体何が起きたの???

滞在許可は下りるはずではなかったの???

 

この時はネットがあったので検索してみると、滞在許可が下りない日本人のブログをいくつか読んだ。本当の理由かどうかは定かでないが、ドイツに難民が大勢押し寄せて労働局や役所関係が人手不足でパンクしているらく、正常に機能していないとのこと。

理由はどうであれ、呑気にしていられないわけで・・・

滞在許可証がないと3か月でドイツから出国しなければならず、人間だけなら「そうですか・・・労働許可が下りないのなら、ドイツで働くことは無理だから帰りま~す!」で済んだかもしれないが・・・

血の気が引く理由が大あり。

人間は帰れても、大切な娘たちが検疫の関係ですぐに帰国できないのだ・・・とほほ。(詳しく書くと長くなるのでここも割愛)

もうね、この時から我が家には笑いが無くなった。

いきなりどん底に突き落とされた感じ。←今思えばこれは本当のどん底じゃなかったけどね~(苦笑)

 

それでもこの時はまだネットがあったから、応援してくれる人と繋がっていたので少しは安心感があったし、どん底でも助けてくれる人が差し出してくれる手が見えていた。

 

兎に角娘たちと一緒にドイツにいられるように、すがる思いで弁護士さんに助けを求めた。もちろんコンサルタントさんを通して。

 

はっきり言って、ここから地獄の入り口。

全く先が見えなくなった。

ただただ不安しかない。

 

働いていないので高い家賃は払いきれないので安い家に引っ越し。

ネット環境なし。

仕事、銀行口座がないので携帯の規約が出来ず、それでもコンサルタントさんとの連絡が取れないと不便なのでアマゾンの携帯を1台何とか買ったが、日本語入力のアプリが使えず・・・容量も少ないし・・・(涙)

弁護士さんも却下を不服に思い異議申し立てを勧めてくれたので、その間はドイツに滞在する事が出来るという事もあり、即実行。

この後は弁護士さんとコンサルタントさんの提案通りオットは新しい仕事を探しにドイツの北から南と知らない所へ携帯も無しにひとりでトライアルに駆け回る日々。

おばさんは娘たちと留守番。

その間、コンサルタントさんの指示で外国人局へ行ったり、書類をコンサルタントさんの家まで取りに行ったり・・・雑務。

コンサルタントさん以外には誰とも会話をする事が無くなった。

オットは1週間に1回くらい帰って来たが、1日の休みでまた別のところへトライアルに出かけるハードな日々が続き、全く笑わなくなり言葉を発する事も無くなった。

かなりストレスが溜まっているのが伝わって来るが、どうする事も出来ない。

バカなこと言って笑わせようとするけど・・・

それが余計イラッとさせるらしく、言葉を発してくれたかと思えばいきなり喧嘩。

お~い、どうすればいいんだ~~~(泣)

 

この辺りから身体も精神もかなり疲れて来ていたよね・・・。

 

オットが携帯を持っていないと不便だと言ってコンサルタントさんが銀行の口座を開いて←開けたんか~い!?

テレコムと契約。

 

そして、ドイツの北でトライアル中のオットの元へコンサルタントさんから連絡が入った。

「お給料や住居、その他の条件がとても良くてトライアルもやらずに面接だけですぐに採用のところが見つかったので、今のところのトライアルが終わったら帰りに面接によって来て下さい。」と。

はい、勘のいい人はわかったでしょう(笑)

そうですよ~

ここがブログに何回も出てきている地獄の職場ずら~!

 

 

つづく

 

 

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ドイツ情報渡独、丸2年のまとめ(その1)
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コメント

  1. 配偶者と子供たちの滞在許可の申請が却下されて より:

    すみません、藁をもすがる思いでメッセージを送らせていただいております。
    現在、異議申し立て期限が2週間を切っている状態で、かなり逼迫しており、コンサルタントさんを探しているのですが、Emailでご連絡させていただけないでしょうか。

    • porori より:

      配偶者と子供たちの滞在許可の申請が却下されてさん、はじめまして。

      急ぎのようなので書いていただいたメールの方へ連絡を入れますのでお待ちくださいね。

  2. レア より:

    こんにちは。 実はこの記事が一番最初にたどり着いたもので、結構励まされる記事でして、何度も読んで共感して、 踏ん張るぞーって元気もらってます。 それで、最近やっと、コメントの仕方が分かったので、あっちこっちにコメントしててスミマセン。 ある程度の歳になってから住み慣れた場所を変えて、言葉も文化も知らない、友人も家族、おいないサポート体制無しのところへ移り住むって誰にとっても大変なんだな〜と思いました。 それが自分1人じゃないってここで分かって本当に嬉しいです! 私もここドイツ(同じ地域です)に到着した瞬間から問題勃発、嵐の日々が始まり、 2年間はストレートで真っ暗闇のトンネルに入ったようでした。笑顔も消え、 毎日「ここに来て私は幸せ? 」 夫にも「あなた幸せ?」と繰り返し質問し、喧嘩になってました。次から次にやってくる問題解決だけのために毎日の根ネルギーを吸い取られ、 友達を作るとか、 ドイツ語を学びに行くとかそんな余裕はなく、 泣いて心を閉ざし今思えば完全にぶっ壊れて別人でしたよ。 pororiさんは強い、そして素晴らしい!こうやって自分の経験をみなさんとシェアされて、日々乗り越えているんだもの!!! このブログのおかげで1人じゃないって感じられ、勇気をもらっています。ありがとうございます!応援してます!一緒に頑張りましょう!

    • porori より:

      レアさん、コメントありがとう~♪

      こんにちは。
      コメントは励みにや勉強になるのでうれしいです~!
      そして、コメントを読んでこの記事を書いて良かったんだ・・・と勇気づけられました。
      本来ならこんな状態の記事に辿り着く人が居ないことを願っていますが。
      ドイツ生活、思い描いていたモノとは全く違ってびっくりですよね(笑)
      同じ経験をした人にしか先の明かりの見えない真っ暗なトンネルの恐怖は分からないと思います。
      自分の精神も身体も壊れていくって本当に怖い。
      でも、レアさんも完全にぶっ壊れた別人から立ち直り語学学校へも行って、凄いです!
      2年間って言葉では簡単だけど、暗闇の実際はとても長くて・・・1日1日が色んな事で苦しくて・・・
      そんな中、沢山がんばってきたんですね!
      こちらこそ1人じゃないって分かってうれしいです~♪地域も一緒なんて~♪
      勇気が出ます。これからもよろしくお願いしますね~!
      いつも応援ありとうね~一緒にがんばりましょうね~ヾ(*´エ`*)ノ