ドイツ、笑いが止まらない少女。

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3月7日（木）

ドイツ　Düsseldorf～近郊　最高気温11℃、最低気温5℃。

雨　時々　曇り　本日も強風！！

ここのところ毎日風が強くて、その強い風に雨雲が行ったり来たり。

そんな中「運が良ければ濡れずに買い物から帰ってくることが出来る」という、何ともスリリングな日常を送っておる（笑）。

で、

話は変わるけど・・・

これは先週の話。

バタバタしていて語学学校へ行く時間が少し遅れてしまったのでいつもより自転車を一生懸命漕いでいた。

歩道の半分が自転車道になっているところを走っていると前に男の人と女の子の姿が見える。

親子のようで手を繋いで楽しそうに話をしている様でとても微笑ましく感じた。

女の子は10歳くらいなのかな・・・。

お父さんの方がちょっと自転車道の所を歩いていたのでぶつかると危ないからベルを鳴らすと直ぐに避けてくれたので「ありがとう」と言いながら通り過ぎたら

「どういたしまして」と返してくれてお互いに微笑んだりして気分が良かった♪

少し行った所で、信号が赤に変わったから止まった。

信号待ちをしていたらさっきの親子がいつの間にか追いついて隣へ並ぶ。

すると、お父さんがおばさんに向かって何か言ってる。

よく聞くと「あなたのリュックサックが開いてますよ。」だったので慌てて見ると、一番大きな所のファスナーが全開でパッカリ開いちゃって教科書が丸見え状態。

ドイツ語で何か言えたらかっこ良かったのだろうが、出てきた言葉はただの「ひぇ～～～！」だった。

その言葉を聞いた途端女の子はお腹を抱えてゲラゲラ笑い出した。

お父さんが止めてるのに笑いは止まらない。

パッカリ開いたリュックを背負った外国人が必死に自転車を漕いでいたのがツボにはまったのか？

それとも「開いてますよ」と教えた途端外国人が変な声を出したのがツボにはまったのか？

いや、両方なのか？

とにかく笑いは止まらない。

昔あった「笑い袋」のようで、こっちまで誘われて可笑しくなる。

少女はまさに「箸が転んでもおかしい年頃」なのかもしれない。

取り敢えず笑いながらお礼を言ってリュックを直す。

そうこうしているうちに信号が変わって親子は歩き出した。

おばさんも急いでリュックを背負って自転車で走り出す。

が、

前にはさっきの親子が歩いていて、その隣をまた通らなくてはならないのだ～。

この場合、どうするのがいいのか？と一瞬考える。

黙って通り過ぎれば良いのか・・・

そんなことを考えている間に気がつけば隣に並んでいるではないか～。

取り敢えず通り過ぎながら2人の顔を見てもう一度「ありがとう」と言ってみたら、再び女の子はゲラゲラ笑いが止まらなくなった。

思い出し笑いか？

この時にはお父さんも一緒に笑っていた。

おばさんも笑わずにはいられない。

ちょっとこっぱずかしかったが、嫌みじゃない女の子の笑い声はとても楽しかった♪

学校へ着くまで何回も想い出してはニヤニヤしてしまったよ（笑）。

親切に教えてくれて本当に良かった。

最近、多いのよ。

開けっぱなし。

困ったことに、間違いなく老化を突っ走しとる（汗）。

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今日も１日ありがとう。

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