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こんにちは~。
今日は入院の様子つづきのつづきと・・・その後。
6月21日(金)
病院で一夜明け胸の痛い部分には違和感があるが薬のせいか痛みは感じない。
身体も前日と比べれば楽になった。
看護師さんが来てまた体温を測ったり血圧を測ったり。
で、
1日分の薬が渡された。
↓こんなケースに入っている。
英語とドイツ語で朝、昼、晩、夜と書かれている。
写真では分からないと思うが、ドイツの飲み薬は日本のものと比べるとかなり大きいので飲むのが大変なのだ~(汗)。
暫くすると婦長さんらしき人が来て何か説明を始めたがドイツ語がさっぱり分からず困っていると、隣の患者さんが簡単なドイツ語で「お腹を診るらしいから彼女と一緒に行けばいいのよ」と教えてくれた。
婦長さんについて行くと昨日診てくれた先生がいてお腹のエコー検査らしい。
このことを説明していたのか・・・と言葉の分からない世界で生活している自分が本当に不思議に思える。
部屋に戻ると朝食が出て来てこの日は完食。
その後回診があり先生が「お腹のエコーも問題なかった。もしかしたら風邪かもしれない。」と言った。
え?これ・・・風邪なの?と思ったが・・・。
で、
「退院してもいいですよ。ホームドクター宛の手紙を渡しますからそれを持って行き診察してもらってください。」みたいな事を言ってくれたので喜んでオットに連絡した。
丁度この日はお休みだったのでお昼過ぎに迎えに来るとのこと。
うれしいけど、普段の生活が出来るほど体調がいいわけでもない。
ご飯は食べられるけど(笑)。
一体どうしたんだろう・・・と、ちょいと不安にかられる。
オットが迎えに来てくれて「何時に退院していいの?手紙はいつもらえるの?」と聞くがよく分からないので丁度部屋に来た婦長さんにオットが聞くと、
「退院出来るのは明日です。手紙は明日渡します。」と言われオットもおばさんもビックリ!
「えー!今日って言ってたよ・・・」と話しているとお隣さんが「先生は退院は明日って言ってたよ」と・・・
「明日」という簡単なドイツ語も分からないのかぁ~~~。
思わずみんなで大笑い。
オットは明日は仕事だから時間が自由にならないためお隣さんに「退院は通常何時くらいですか?」とドイツ語で尋ねると
「朝食が出るのでそれを食べて、お昼までの間に退院するのが普通です。」と教えてくれた。
なるほどなるほど。
おばさんがひとりで帰れればいいんだけどね。
ヨロヨロだし激痛はないけど物が持てないのよ・・・トホホ。
オット以外に頼れる人いないし~。
で、
オットが婦長さんに「退院が明日の2時位になってしまっても大丈夫ですか?」と聞いたところ「問題ない」と言われたのでそうさせてもらう事にした。
お隣さんに「明日のお昼ご飯もお願いしといたら」と言われてオットが看護師さんにお願いしてくれた。
こんな感じでもう一泊。
6月22日(土)
オットからお昼休みに同僚のDさんが一緒に車で迎えに来てくれると連絡が来た。
なんて優しいんだ~!
朝食が終わった頃に婦長さんがホームドクター宛の手紙を持って来てくれる。
お昼を食べて待っていたら迎えがやって来た。
病室に入るなり大きな声で「○○、大丈夫?」と言いながらハグをするDさん。
「で、ドクターは何て言ってるの?」と訊かれ
「風邪だって」と答えると「すぐにホームドクターの所へ行って診てもらった方がいいよ!」と言う。
Dさんはおばさんの説明があやふやなので直接婦長さんに「先生が何か言っていなかったか?手紙をホームドクターへ持って行くだけでいいのか?他にすることはないのか?」等、訪ねてくれた。
言葉が話せないと・・・歳だけはとっているのに、まるで何も出来ない子供のようだ(涙)。
お世話になったお隣さんにお礼とご挨拶。
たった2日一緒にいただけなのにお隣さんはもう会えないなんて寂しいと・・・泣きながらいつまでもハグをしてくれた。
外に出たら最高気温30℃以上の暑さに襲われる。
が、
お陰さまで無事に家に帰り着く。
やれやれ。
Dさん、本当にありがとう。感謝。感謝。
そう言えば薬を3日分持たされたんだ。
写真の薬ケースを3つ。
思いがけない入院は2日で終わった。。。
その後、
薬を飲んでいたせいか胃が痛くなって口角も切れちゃたから家に帰ってからは飲むのをやめる。
すると再び痛みが復活。
体調がイマイチだし暑い中ホームドクターへ行くのはどうかと思っていたが、これはマズイ感じ。
Dさんに言われた通りすぐに行った方がいいな・・・ってことで月曜日に病院へ。
ホームドクターは手紙に書かれている検査結果などを読んで数字的には何処にも異常がないけどと言う。
が、
左胸から脇の下にかけて痛くて腕も上がらない状態で痺れもある。
しばし先生はパソコンとにらめっこ。
で、去年手が痺れると言うことで通院して検査をした事をみつけ、その時は肩の筋肉が弱ってリックサックなどによって血管が圧迫されしびれが出ているからあまり重たい物を背負わないように、肩の血行をよくする為に運動をするなどアドバイスをした事を思いだす。
先生はおばさんの肩を診てくれて「あ、これはすぐに整形外科に行った方がいいです。紹介状を書きますね。」と言われた。
アドバイスされてから重たい物を背負わないようにはしていたが、その時は痺れはあるが何処も痛くなかったのですっかり油断したのだ。
相変わらず買い物の荷物を入れたり教科書を入れて学校へ通っていたよ・・・こんな事になるなんて思いもせずに。
この時は既にリュックはおろか、下着の紐が肩に掛かっても痛くてたまらん状態(涙)。
ホームドクターと同じ建物にある整形外科に予約を入れて診てもらう(通訳さんにお願いして今までの経緯と現在の状態を説明してもらった)。
服を脱いでみせると、
先生は触りもせずに「解った!筋肉が壊れて飛び出している!」と言った。
筋肉が壊れた???
その後先生は「ここ!」と言いながら鎖骨の下10㎝くらいの所と背中の1カ所を指で押した。
ぎょえーーーー!痛い!痛すぎる!
思わす痛いー!と叫んでしまった(汗)。
背中側は見えないので先生が通訳さんに「ほらここ、飛び出てるでしょう?」と言ったそうで、「本当に飛び出てますよ~。」と教えてくれる(笑)。
筋肉が壊れて飛び出したのと一緒にそこの神経も飛び出してしまったから痛いらしい。
原因はリュックサックだそうで・・・老化を突っ走る歳には勝てず・・・ってとこかな(苦笑)。
治るまでは当たり前だけどリュック禁止。
いや・・・これから時間に余裕が出来たら軽い山歩きをしたいと思っているのにリュック禁止とは(泣)。
治るまでって・・・いつ治るんだ???
ま、痛いんだから仕方ない。
で、
治療は薬、リハビリ(マッサージ等)、注射があり
先生のお勧めは注射+リハビリ。
注射が一番早く効くらしい。。。
その注射が保険がきかず・・・1本55€!高っ!!
でも、2回すれば激しい痛みは取れると言われたのでお願いした。
が、
注射のあまりの痛さにお願いしなければよかった・・・と思ったくらい(笑)。
1週間あけて2度目の注射なんだけど、初めての時は痛さを知らなかったからよかったが痛みを知ってる2度目は恐怖に襲われる。
超ビビリなもんで。
痛い思いをしただけあって注射は効いた。
でも激痛はなくなったがこの時点ではまだ物は持てず自転車にも乗れずパソコン打てず・・・の状態。
買い物はオットに頼むか、同僚のDさんにお願いして車で連れて行ってもらう有り様。
この後は整形外科の先生に処方箋をもらいリハビリ(マッサージ等)の予約を入れる。
7月に入ってマッサージと電気をあてる計6回のリハビリを受けた。
マッサージと聞くと「気持ちいい~♪」って感じだと思うけど、残念ながら壊れた筋肉を治すのだから痛いところを揉みほぐされるから「痛いー!そこ、痛ーい!」の連続。
4回目くらいからやっと声を上げずに済むようになった。
整形外科の先生がリハビリと言ってたよね・・・リハビリは壊れたところを正常にする為に行われ、それは痛いんだよね。。。
因みにマッサージ師は女性。
7月22日(月)に全て終わった。
リハビリ代は保険で支払える範囲を超えた為に現金で24,88€支払う。
すっかり痛みがなくなった訳ではないしまだ胸や背中に違和感もあるが、後は自分でマッサージをしたり痛みがなくなったら動かして筋肉を鍛えたりするそうだ。
リュックを背負ったり思い物は持てないがもう自転車には乗れる♪
ほぼ普段の生活に戻った。
本当にありがたい。
まだ救急車代と入院代の請求書が来ていないのでそこがちょっとドキドキだけど。
ご心配をおかけしましたが、まだまだおばさんはドイツで生きて行けそうです!
沢山応援ありがとう~!とても嬉しかったよ~~~!
これからも踏ん張りますのでよろしくお願いしますね。
いつも応援ありがとう~お陰さまで踏ん張れます!
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今日も1日ありがとう。
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