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こんにちは~。
なんだか肌寒い日が続いているドイツDüsseldorf~近郊。
暑くなったり寒くなったり体調管理が大変なのだ。
これで風邪など引いてしまったら良くなってきたのがまた悪化しそうで怖いよ~。
体力落ちたなぁ。。。
いきなりおばさんのボヤキでごめんね~。
さてさて、今回はドイツで初入院のつづき。
案内された病室は3人部屋。
だけど窓際に1人患者さんがいるだけなので2人部屋だな。
おばさんのベッドは入り口のすぐ側。
次から次に看護師さんが現れまた採血したり何か説明してくれたりと忙しい。
会話は分かるドイツ語以外は全てオットが対応してくれる。
オットが突然笑い出した。
訳を聞くと・・・
廊下で看護師さん達が「新しい患者はドイツ語も英語も話せないんだって~!」と驚いているというか困っているというか・・・そんな会話をしていると教えてくれた。
看護師さん達も困ると思うけど、おばさんはもっと困っているし不安なのだよ(汗)。
言葉の通じないドイツの病院で。。。
8時頃になったら朝食が用意された。
具合が悪くて食事どころじゃなかった。
朝食を見たら、
そう言えばオットも朝ご飯も食べずにここにいるんだ・・・と気づく(笑)。
仕事が忙しくて疲れ切っているオット。
人手が足りないから休みが取れないし、取るなんて絶対に言えないと言っていたのにこんな事になるなんて・・・なんてこった。
この件で上司や同僚との連絡もオットにとってはストレスだろう。
思わず「申し訳ない。」と謝る。
オットは「どうして謝るの?誰も悪くないし起きてしまった事はどうしょうもないから気にしなくてもいいよ。会社にも連絡して午後から仕事に出ると伝えたから大丈夫。」と言ってくれた。
そう、オットはいつもこんな感じ。
間抜けなおばさんは普段色んな失敗をやらかすがそれに対して一度も怒られたり攻められたりした事がない。
これは本当に有り難い。この時もつくづくそう思った。
特に病気は本人も「なんで?どうして?ホント、やめて~勘弁して~」という思いもあり、迷惑をかけてしまう周りの人達には「ごめんなさい。すみません。」の気持ちで一杯になるのだよ。
責められたら落ち込むだろうしイラッとするだろう。
責められなきゃ責められないで「本当に申し訳ない。」と思う気持ちが強くなったりもする。
ヒトの気持ちって・・・嗚呼、複雑・・・(笑)。
10時頃、医師が回診にやって来た。
主治医と若い先生が数名。その中に救急車で来た時に診てくれた先生も一緒にいた。
主治医に体調はどうかと聞かれたので「あまり良くないです。」と答えると、「血液検査やレントゲンの結果は全て問題がなかったが入院して様子を見ましょう。」と言われた。
問題がない・・・でも、どうして激痛に襲われたんだろう???
え?もしかして気がつかない間に心が壊れてしまったのか?と思って怖くなった。
しかし、以前壊れそうになった時のような夜眠れないとか背中がゾクゾクして不安に駆られる事はなかったけど・・・。
主治医の説明を聞いたオットは少し安心したようで午後からの仕事の為に帰った。
今は本当に便利な時代。
何処へ来てしまったのか分からなくてもグーグルマップに病院の名前を入れると家からどの位置にいるのかすぐ分かり、交通機関もどれを使ってどのように帰れるのかすぐに調べる事が出来る。
取り敢えず具合が悪いから寝る事にした。
が、
トイレに行きたくなったので点滴を引きずりヨロヨロしながら病室から出て廊下を歩いたけど、何故かトイレが見つからない。
仕方ないから看護師さんに尋ねてみると「トイレは部屋の中にありますよ。」と言われ驚く。
部屋の何処に???
ヨロヨロまた廊下を戻り部屋の中をよく見ると一番奥の窓の側に扉を発見。
ドイツでは病室にトイレがあるのか~!
で、
入ってみるとトイレがあり
シャワーまであって
ここはホテルか?と思ったくらいだ(笑)。
そうこうしていたらお昼になって昼食が運ばれてきた。
なんとも豪華なメニューだこと。量もたっぷり。
ここはホテルか?(笑)
残念ながらまだ食欲がなかったので取り敢えず好奇心でどんな味がするのか少し食べてみたら美味しかったよ。
朝、昼、晩と食後には痛み止めの薬を飲む。
点滴も終わるとまた新しいのが始まる。
夕方5時に夕食がやって来た。
5時、病院の夕食は早いんだね。。。
食欲はなかったがこれを食べておかないと明日の8時までお腹が空いて耐えられないかもしれないと思いがんばって食べておいた。
ドイツの朝晩の食事は一般家庭でも冷たい食事と呼ばれる火を使わない物なので病院も同じだったよ。
オットが仕事を終えて7時過ぎにバスを乗り継いで必要な物を持って再び病院へ来てくれた。
この時思ったが、オットは着替えとかおばさんの物が何処に何があるのかを全く知らないので持って来てもらう時に細かい説明が必要となる。
こんな事がまたあっては困るのだが年齢的にもいつ何が起きるか分からないので、せめて新しい下着やタオル等を揃えた「お泊まりセット」なるものを用意しておいた方がいいのかもしれない(笑)。
朝からの救急車騒ぎと入院、そして仕事でオットは見るからに疲れ切った顔に変わっていたが、普段は寡黙なのにこの時はやけに楽しそうに初めて使う路線のバスの乗り換えや病院の側に大きなスーパーを見つけたので夕食などの買い物をするとか話してくれた。
娘たちはいつもと違うのを察して様子がおかしいとも。
そうそう、娘たちの事を考えるとすぐに家に帰りたくなる。
オットは面会時間の終了の8時に帰っていった。
すまないね、長くなっちゃったのでまたね~。
つづく。
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今日も1日ありがとう。
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